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2001年11月:初出
2003年 7月:全面改訂
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ラインについて

contents


1.シルエットの決め手は背中のライン

美しいライン(シルエット)について書いてみます。男性、女性それぞれに言える事ですが燕尾服などを来ている関係でどうしても男性のラインに視線が行き勝ちです。
まず奇麗に美しく見えるラインとはどんな所に視線がいくのでしょうか?1.背中、2.頭から首、3.ホールド、4.体型、5.カップルバランスといったところでしょう。
これらのポイントは自分では見えないという事が一番の難点です。この難点を克服するのにどのような注意が要るのでしょう。
美しい背中はまっ平らで皺もなくて広く丸まっていません。どの部分にどのような欠点が出るのでしょうか?
まず目に付くのが1.猫背、2.肩の癖、3.首の付け根などでしょう。そこでまず1.猫背についての直し方を書いてみます。
猫背とは肩が丸まって前かがみの状態ですから最初は脇を閉める練習から入りましょう。両手をダランと下げた状態で両肘で胴体を挟んで手のひらを上に向けて腕を上げます。両肘が緩んで胴体を挟む力が弱くなるのが猫背の特徴です。この挟んだ状態で思い切り胸を反らしてみましょう。思わず前かがみになる人は腹筋が弱いですから腹筋を鍛えましょう。どれくらい胸を反らせばいいかというと壁に背中を着けて経って見て壁に頭と背中が付くまでです。相当頭が前かがみの人はかなり重傷です。
さてこれを踊っている時に保つにはどのような注意が必要でしょうか。ずばり垂直感です。真っ直ぐに立つ感覚は練習でしか身に付きません。
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2.肩の癖

肩の癖というと抱え込む人の事をまず思い出しますがこれは意外と直るものなんです。この事を最初に書きましょう。
前進のステップでホールドをせずに両手を前に突き出して歩いてみます。それと抱え込んだ状態で歩いてみます。この違いを納得できるまで繰り返しやってみる事によって右アームを前に突き出す事は理解できるでしょう。これは何も右アームに限りません。左も同じです。左ひじは倒すのではなく真っ直ぐに立てるのです。両肘を水平に前に突き出した感じとひじを後ろに引いた感じとでも違いが理解できるでしょう。
ところで理解できない自覚症状がない肩の癖というのがあります。それは身体の内部の問題ですから本人は気づきません。どういう事かといいますと簡単に言えば右と左で微妙に向きが違っているという事です。良く頭が右を向く癖のある男性がいますがこれは左の部分がどこからかねじれて右向きになっているからです。シャッセフロムPPなどで女性の方に顔が向く癖のある人は先生に見てもらいましょう。人によって違いますからまずはお臍の向きを気にしましょう。
次にPPポジションでよく見掛ける右肩の癖の事を書いてみます。結論から言えば肩が外れているからです。肩が乗っかっていないからです。そしてボデイの向きが進行方向を向いていないからです。競技ダンスにおいてゼッケンに皺の出来る一番のもとはこのPP系のスッテップです。これを直す事をとりあえずボデイを作ると考えて下さい。これはなにも男性だけの問題ではなく女性も同じ事が言えます。正しい動き、アクションを理解して気をつけていくしかありません。
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3.もう一つの決めてはネックライン

木造家屋の柱と梁の関係で繋ぎ目が首と考えて見てください。当然頭は柱(背骨)と同じく真っ直ぐになっていますが人間はこうもいきません。どれぐらいかは個人差がありますが首の付け根より前に頭が出てしまいます。出れば出るほどお年寄りの体型になってしまいます。女性も同じ事が言えますが普段はヘアーの膨らみのおかげで目立ちません。ですから競技会ではアップにするようです。
体力、気力の衰えからだんだんと足の筋力がなくなってきているからです。重たい頭を突き上げてもう一段突き上げて太股お筋力を鍛えましょう。これだけでもお腹のたるみが取れるでしょう。突き上げるやり方に対して引っ張りおろすという方法もあります。踵を上げて立ち上がった状態で頭を更に上に突き上げるようにしながら(つまり頭の位置を下げずに)踵を下ろすやり方です。これでも太股にかなりの力が自然と入ります。この感覚でステップの練習をすれば緩みの皺は取れてくるでしょう。最後にもう一つ。両肘を前に突き出すエネルギーと首を後ろに押すエネルギーとで身体に感じる感覚を覚えましょう。この感覚を前進、後退やシャッセの一歩一歩で練習しましょう。この首が足の裏を通過する感覚が体感できれば最高です。
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4.ホールドについて

まず理想とするホールドをイメージしてみましょう。1.両肘が水平である事、2.先ほどひじの事を書きましたが同じく両肘が引けていない事、3.左アームは垂直に、手のひらはねじらない、4.右アームは女性の肩甲骨を掬い上げる感じで5.両肘の開き具合はひじを行き出した肩の感覚が変わらない範囲で開く。あとは身体の中から開くんです。
良く女性が言うセリフでボデイが出てこないといわれる人は肘が引けているからです。ボデイをだしていく感覚は受け身の女性から教えてもらいましょう。ですから競技会の時は仕方ありませんがボデイを作り上げる練習によって肘の加減をボデイの中から開く事で積み重ねていくしかありません。そういう意味では肩から肘の長い人は有利です。
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5.体型ににいて

一般的に言ってモダン体型とかラテン体型とか言いますがこればかりは仕方ありません。モダン体型でもラテンが好きな人やまた逆のケースもあります。またカップルバランスも関係してきますがそういった事ではなくダンスの体型と言う言葉があります。アーあの人は上手そうとかいう意味の事です。同じモダン体型の細型の両者でも上手に見える人とそうでない人の違いはどこから来るのでしょう。
良くいる教え魔、その人のシルエットが説得力があればいいんですがその逆でなんで?と見える男性が良くやっていますがダンスほど自分のことが見えず、また自分につい甘くなり勝ちです。その手の教え魔は自分にあわせて暮れと言うへんなくせを押し付けられますので女性の方はご注意ください。
要はスキットして美しいラインの持ち主は癖が無い、或いは変な癖が無い人の事です。そしてこのことは正しい練習において作り上げることが出来ると言う事です。高い山も一歩からこつこつと諦ずに続けてください。
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6.自分のボデイの癖を知ろう

ダンスほど自分の事が見えない、解らないスポーツはないんではないでしょうか?クラシックバレーと同じ要素はありますが決定的に違うのは相手が要ると言う事でしょう。そして先生ですらあまりはっきりとは指摘しないんではないんでしょうか。別な言い方で伝えてはいるんですがこうすれば直るよ、といったところまでは信頼関係が出来るまではストレートには言わないんではないでしょうか。 そこで考え方を変えてみますと、レッスン内容全てが癖を伝えているんではないでしょうか。そこでレッスンでよく使う言葉を上げて整理してみます。
1.ネックが右を向く ボデイの問題かネックの問題つまり内部の問題
2.右肘が落ちる ボデイの内部問題で時間が掛かるし方法が分かっていないと出来上がらない。
3.左に傾く(逆スエイ) 2.と同じくボデイの内部問題で時間が掛かるし方法が分からないと解決しない。
4.ステップの方向が違う 本人の自覚しかないがボデイの中から来る癖である場合が多いい。
まだまだありますがポイントとなる筋肉の使い方や意識の積み重ねによって直っていきます。最初は誰でもがここからスタートしていると思ってください。それを長い年月をかけて直していく練習をしているわけです。自分だけが特別ではなく日本人の共通した癖と理解して練習に励んでください。
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