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2001年11月:初出
2003年 7月:全面改訂
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社交ダンスのルール

contents

始めに

社交ダンスのルールについて

社交ダンスをゲームに見たてると、ゲームなら当然ルールがあります。社交ダンスにもこの考え方は当てはまります。ルールですから当然守らなくては行けません。では社交ダンスのルールとは一体どんな内容なんでしょうか?男性と女性が共通の音楽で共通のステップを踊る訳ですから当然踊っている当人達がまず気持ち良くなくては行けません。そして見ている人達に綺麗だねと認められる事が大事ではないでしょうか。ダンスと言うゲームーをする上で以上のような綺麗でスムーズに踊るためにはどんな事を守らなくてはならないのでしょうか?
  1. お互いがバラバラで合ってはいけません。これは
    1. 上下縦てのズレ(例えば男性がライズしているのに女性はしない とか、)    
    2. 左右横のズレ(例えば男性が大きく横にステップしたのに女性は 其の歩幅が小さいとか)     
    3. 前後のズレ(例えば男性が後退したのに女性の前進の歩幅が小さいとか)
             などのズレがあってはいけない!という事が一つ。
  2. 共通の音楽がバラバラであってはいけない。音楽が合わなければ行けませんね。
そこでこれらのことを掘り下げて考えてみたいと思います。
  1. レールという考え方
    1. 男性の右のレールと女性の左のレール            
    2. 男性の左のレールと女性の右のレール
    3. 連結部分のお臍が常に向かい合っていると言う事            
    レールを踏み外しては脱線してしまいますね。
  2. 日本人の歩き方とダンスのウヲークは違うと言う事
    1. ダンスでは送り足(送る動作)
    2. 引き寄せる動作
    が有ると言う事
  3. 足が揃った処から次の揃ったところまでが一つのフィガーと言う考え方     
    1. ボデイが通過すると言う言い方           
    2. 乗る、立つと言う事は?           
    3. 水平、垂直と言う事は?           
  4. 足で踊るんではなくボデイで踊ると言う意味について
    1. 足とボデイの違い(ボデイとは?)            
    2. コンパスという発想でボデイを意識しましょう!!
    中級から上級にレベルアップするのに避けてはとおれない重要な事柄を初心者のうちから意識して練習に取り組めば結果は明らかに違うと思います。解り易くこれらのことを順序だてて書いて見ましょう。
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1.基礎工事は時間を掛けよう

貴方はどんな目的で社交ダンスを始めようと思いましたか?そして其のときにどれぐらいまで踊れるようになれればまあ一応いかと思いましたか?
ほとんどの人達はパーテイーや仲間の集まりで少しぐらいは踊れないと、とおもって始めた人が大部分でしょう。始めから私はプロになるんだ!とか競技ダンスをやろう!と思って始めた人は少ないんではないでしょうか?
にも係わらず習い始めると多くの人が戸惑います。アーでも無い、コーでもないと 先生に注意をされます。なんで?それでも踊れるジャン?最後は開き直って、ではどーなれば良いんだ?
日本の社交ダンスを教え始めるときに、まず最初に足型ありき。ステップと順番を覚えればとりあえずは仲間の人とは踊れます。いわゆるサークルダンスと呼ばれている方法です。仲間とならば順番どおりにステップを踏めばともかく踊れます。この状態を踊るとは言いにくいですが彼らにしてみればそれで充分です。
そこには冒頭掲げた、先生のもろもろの注意は関係ありません。生徒にしてみれば関係無いし、其の意味するところすらわかっていません。処がこれで踊れるとおもっていたにも係わらず、仲間でない違う人と踊ってみたときから事情が一変します。 つまり男性は自分の順番でも相手の女性に伝えると言うリードについて戸惑います。 また女性は相手の男性が何をしたいのかリードをキャッチする重要なことを習ってなかった事に気がつきます。
早かれ遅かれ、ここから基本について思いを致し、冒頭のアーでもない、コーでもない先生の注意に従うようになります。余談ですが後から考えればこの時代が一番楽しい時期には違いはありません。どなたでも思い出せることでしょう。
さてここからです。
どうせ習い始めるんなら正しい、意味と理由を解っていれば後の進歩の度合いが違ってくると思いませんか?
そこで本サイトでは良い踊りのイメージを持ってもらう事から始まります。ご自分のダンスレベルをどのへんに置くかで、イージーなダンスであまり進歩が見えない人達からから目標を高くもってそれを目指して頑張れば同じ一念でも結果が違ってくると言う事を理解してください。目標は高いほうがより良いはダンスを習うときにも当てはまる真理です。
ビルを建てるときの基礎工事は器の大小で期間が長くも短くもなりますね。同じようにダンスでもジックリと基礎工事の期間を長く設定し、より良いダンスを目指してください。このサイトがそう言う人達のお役に立てればこの上も無い喜びです。
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2.ルールとは相手を大事にする事が重要

さてここからが本題です。理想の良いダンスの目標が出来ました。あの先生のように踊りたい!!あの人のように踊りたい!!そこで良いダンスの条件を挙げてみましょう。
  1. 姿勢がいい、
  2. 表情がいい、
  3. 二人が一体、
  4. 動きが滑らか、
  5. 動きが大きい、
  6. 動きがソフトで軽い、
  7. 二人のシルエットが大きく美しい
大体姿勢と動きについての感想が多いです。当然音楽もいいには違いないんですが目に入るものはやはりシルエットで、動きになるんでしょうね。
当然この反対は良くない訳で良いダンスと良くないダンスを見分ける事は誰でもが出来るわけです。余談ですが自分の踊りを棚に上げて人の踊りをとやかく言う人が多いのも事実です。
このように良い踊りを心掛ける時に忘れてならないのがルールです。ルールは良い踊りを踊るために男女が尊重しなければならない聖書や経伝のようなものです。自分をより良く見せるために相手を大事にする。自分も気をつける。相手をより良く見せる事がひいては自分をもより良く見せる。この相乗効果によってさらに良い踊りが出来るようになる。
この事が基本を身につける時間が長いほうが良い、いやジックリと基本を身につけたいと言う本心からの願いになれば必ず出来るようになる事でしょう!!
良いダンスを気持ち良く踊りたい!その願いが強いほど相手を大事にし、ルールを大事にする気持ちが沸き起こると思います。その気持ちは自分も頑張らなければ、と言う自戒の念となってさらに正しい基本と練習を頑張れる心の支えとなる事でしょう!そうなれば練習が楽しく、踊る事が楽しく、相手の失敗も自分と受け止められる事でしょう!
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3.二人は一体(ワンピース)

それでは先ほど2.で書きました良い踊りの条件をもう一度お浚いしてみましょう。
  1. 姿勢がいい、
  2. 表情がいい、
  3. 二人が一体、
  4. 動きが滑らか、
  5. 動きが大きい、
  6. 動きがソフトで軽い、
  7. 二人のシルエットが大きく美しい
でしたね。まだまだ数え上げればある事でしょう。が、結論から言えば3.の二人は一体を最初に取り上げましょう。1.の姿勢が良いは当然と言えば当然のことですし、7.のシルエットが大きく美しい、も姿勢の部類に入るでしょうからこの際は置いておきましょう。ルールといえばこの「二人は一体」と言う事の中身に深い意味があると思うからです。つまり「動き」についてのルールと考えてくださって結構です。
二人がバラバラでは踊っている彼ら彼女らも気持ち良いはずがありませんよね。まして見ているほうはなおさらです。ですからルールはどうしたら二人が一体となって踊れるのか?と言う事でも有るわけです。ワンピースと言うほうが馴染みがあるでしょう。
バラバラの踊りとなってしまうのには
  1. 音楽の取り方が違う
  2. ボデイのコンタクトがバラバラ
という原因が考えられます。
二人のコンタクトがバラバラにならないようにするにはどのようにしたら、或いはどうすれば良いのか?これこそがルールというにふさわしい重要な守るべき事柄でしょう。このサイトの目的もまたここにあるわけです。
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ズレ

4.男女共通の音楽ははずさないように

主に男性はリードを意識してか良く音楽を聞いて踊っているように見うけられますが如何でしょうか?女性の方で音楽を聴いていないと云う方がかなりいらっしゃるようで驚いています。しかしこの件ではあまり問題はありません。両方が音楽を聞く事に集中すれば解決するからです。問題は動きについてのお互いのタイミングのズレです。見ていると良くわかりますがどちらかが足をだすのが早い場合です。「二人は一体」にはほど遠く、特にヒールターンになるべきところですでに女性の片方の足はもう後ろに出ています。これなどルール無視の良い例でしょうか。
やはり音楽と動きが一体となって始めて踊っているカップルも見ている我々も気持ちが良いんでは無いでしょうか?
今度は完全に音をはずす例です。例えば4拍子の音ですと強、弱、中、弱と言うリズムですがこのときに強ビートをはずすとか、もっとわかり易い例ではワルツの1.のズンをはずす人、ルンバのやはり1.をはずして出てしまう人などは音にたいしての訓練をするべきです。手や足を使いバンドマンの一人になったつもりでリズムを取る練習をなさってください。まず最初に音楽ありきです。
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5.上下、左右、前後のズレ

ボデイがバラバラになることとして
  1. 上下にズレる
  2. 左右にズレる
  3. 前後にズレる
  4. アウトサイドに出るときにズレる
があげられます。「1.の上下にズレる」はライズ&ロアーの時に起こります。 仮に男性がライズしているのに女性が合わせずにライズをしなければ上下にズレが出来ます。「2.の左右にズレる」もシャッセなどのときに起こりがちです。「3.の前後にズレる」は例えば男性が後退したときに女性が同じ動きで前進しなければ前後にズレが出来ます。4.のアウトサイドに男性が出るときにズレルるフィガーの代表はスローのフェザーステップでしょうか?ひどいときは男女が横に二人で並んでいる状態すらあります。踊っているほうは気にならなくても見ているほうはすぐにわかります。きれいには見えませんし良い踊りとは言えません。
ルールを知りルールを大事にすることが重要なわけです。
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6.足の裏のこと

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ルール

7.二人のレール

さてそれではいよいよルールとは一体どんな内容でしょうか?其の前にもう一度お浚いをしておきましょう。良い踊りとは二人が一体となっている(ワンピースと言う)事であり、そのように踊るには、
  1. 男女共通の音楽ははずさないようにし
  2. 上下、左右、前後のズレが無い
状態で踊るためのお互いが大事にして守るべき法律と言うべき、気をつける事柄でしょう。これを具対的にあらわせば一つはレールにたとえてみれば解り易いでしょう。直線的に見ればレールを踏み外せば電車は脱線します。それとまったく同じ事でアイスダンスであればやはり転倒するでしょうが社交ダンスでは残念ながら転びません。ここにダンスのとっつきやすいが難しい、奥の深さがあります。
男性の右と女性の左が同じレールを、男性の左と女性の右が同じレールを車輪のようにスムーズに動く訳です。これをもしレール上を踏み外せば二人のコンタクトにズレが出来ます。そしてこれらの事は随分と奥の深い内容を含んでいます。
  1. レールですから、その左右の幅は常に一定である。
  2. 片方の足が床から浮いて離れていることは無い。
  3. 繋ぎ目が切れたり、ガックンとなるような衝撃が無い。
ですからどんな複雑なステップやフィガー、又はアマルガメーションも引き伸ばせばレ−ルのように繋ぎ目の衝撃の無い真っ直ぐな左右2本の線になる。と言う事です。
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8.お臍が向かい合っている(重要)

さて2本のレール上に2台の電車が乗っかっているとします。片方が男性と言う電車。もう一方が女性と言う電車です。これが連結されています。この連結部分の事を私はお臍が向かい合っている、というわけです。
私は新しいステップを覚える時にまず、方向を頭の中に叩きこみます。例えばワルツのナチョラルスピンターンを例に取りますと、壁斜めからLODに向かって行き、 そこからLODに後退して次の右足は中央斜めに前進し横やや後ろ、これは新LOD沿いに開き、といった具合にあー行ってこー行って、この方向に向いて終わる、と言った具合です。線的に覚えますから行く方向にまずお臍を向けます。そうするとチャンと正しい方向にステップできます。そう言う訓練をしていますから、行き当たりばったり、と言ったことはありえません。男性の皆さんにも線的な感覚での練習をお勧めいたします。
そこで女性は連結しているわけですからやはり男性と同じくお臍から合わせて行かなければ連結部分が外れてしまう事を理解して欲しいのです。
そこでお臍のことについていま少し書いてみます。意外と皆さん方が気がついておられないのでは無いかと思う事があります。それはお臍がパタパタしてボデイと繋がっていないという事実です。早い話が捩れたり、又は向いているつもりで実はソッポを向いていると言う事実です。つまりボデイが足まで繋がっていないのに繋がっていると錯覚して踊っているわけです。この繋がっているかいないかがとても大事なことです。練習の最大の目的はこのように、お臍の向きを絶えず意識する事がまず最初の課題でしょうか?そして正しいお臍の向きは常にレール同じなんだと言う事です。この事をインサイドを通すと言います。
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9.再び足の裏のこと

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ウヲーク

10.日本人の歩き方とダンスのウヲーク

それでは繋がったボデイとはどのような状態なのでしょうか?
まず2本のタバコを想像してください。右、左の2本です。吸い口の部分を肩、火をつけるほうが足。その2本が背骨を挟んで右、左と身体の中に入っていると思ってください。床に対しては垂直です。面に対しては水平です。こう言う状態で私達ち人間の身体は出来ていると信じてください。そして常にこの2本のタバコをイメージし続けてください。イメージを頭の中に置いておいてください。その結果として身体でこの事実が実感できるようになればしめたものです。
さて本題に入ります。
私達日本人の歩き方は足を出す歩き方です。ですからこの歩き方は後ろの足は其のままですし、其の状態で又後ろの足を出す、と言う歩き方がほとんどではないでしょうか?処が2本のタバコで例に取りますと、閉じた2本のタバコは肩の付け根の部分から開く動作がまずあります。身体の中を引き裂いて開く動作です。そして適度な間隔で開いた後は閉じる動作があります。私が口を酸っぱくして言う、揃ったところから揃った状態になる事です。
ワルツのクローズドチェンジで例に取りますと、右足前進、次の左足は一旦右足にそろえてから横に開きます。処がダンスではその左足がいきなり開く事が出来ちゃうわけです。このことは開く動作ではなく出している動作でしょう?又レールのことを考えてもおかしいでしょう?この事が良く理解出来ない方が多いのです。次の項目で詳しく書くつもりです。なお ダンス日記「九段下踏美会」の3月15日を参考にしていただきながらお読み下さればありがたいです。
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11.送りと引き寄せる動作(重要)

私が愛読しているメーリングリストに何方かが書いていられましたが、クラシックバレーや日本舞踊などにしても最初は基本をみっちりとやるそうですが、どうして社交ダンスはいきなり踊り出すんでしょうか?と言う意味のことを書いていられましたが、まったく其の通りです。何にしてもそうだと思いますが、社交ダンスに関してはウヲークなどの基本から教えている教室やサークルなど聞いた事がありません。私自身ですらまず足型、やって見せてやってもらって、では組んでやりましょう!と教えていましたから。
正しいダンスのウヲークは(右足体重の前進の場合)
  1. 身体の中から引き裂いて開こうと言う動きが起こります。
  2. 左足がヒールを感じるまで右足で送ります。
  3. 左足に体重が移動します。
  4. 後ろの右足を左足が引き寄せます。
  5. 右足に体重が移動して最初の状態に戻ります。又は其のまま次の右足を左足で送り出します。
単なる足を出して歩く歩き方とダンスのウヲークとではこれだけの動作の違いがあります。いわゆるフットワークとタイミングです。そして
  1. 前進だけでなく
  2. 後退や
  3. シャッセ
と言った3つの基本ステップが
  1. ターン
  2. アウトサイド
  3. プロミナード
  4. カウンタープロミナード
などのポジションと複雑に組み合わさって一つのフィガーが出来ているわけです。それぞれに送りと引き寄せる動作があることはいうまでもありません。
是非正しいウヲークやシャッセの練習に励んでください。また半回転や一回転など、ターンの練習に励んでください。
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立つ

12.乗る、立つ(乗ってない、立ってない)

良くそれじゃ乗っていない。とか、ちゃんと立ってとか言いますが、ほとんどの人が其の人となりに、と言うレベルではないでしょうか?その人なりにとは一体どう言う事でしょうか?正しい立ち方から微妙に違っている状態は其の人のボデイの現状のすべてを表していると思います。ある人は
  1. 少しどちらか左右に傾いていたり
  2. 又ある人は少し前傾過ぎたり
  3. 逆にそっていたり
  4. 或いは左右のどちらかの肩が開いていたり、或いは引けていたり
しているのが普通ではないでしょうか?
正しい姿勢は床に垂直でLODに又はお臍に両肩が、或いは両サイドが水平であると言います。
良く上手なダンサーはゆっくりしていて忙しくない、と言いますが、それはキチント正しい姿勢になる時間があると言う風に考えられませんか?つまり送りと引き寄せの動作をし、両足がキチント揃った姿勢を丁寧に意識しているからだと思います。 その意識の積み重ねから自然と楽に正しい、きれいな美しいフォームが生まれて来るのでは無いでしょうか?
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13.水平感覚と垂直感覚(重要)

もしコーチャーに付いて習っているとすればコーチャーが教えるのは
  1. 動き
  2. タイミング
  3. 姿勢
  4. カップルのずれ
  5. フィーリング
などでしょう。
最初に書きましたように、ズレの問題や、2本のレールの話やお臍の話は、二人は一体と言う踊りが誰にでも一番いい踊りだからでしょう?又当の本人達も其のほうがより気持ち良いからでしょう?そのように踊るためにあるのがルールと言う考え方でしたね。ルールですからお互いが大事にし、気をつけなければならない事ですね。この項の水平感覚と垂直感覚は一味違った難しさがあると思いますが、同じ事です。ただ其の人なりにの状態から誰が見ても正しい姿勢になる最終努力目標では無いでしょうか?私の持論であるボデイは作りあげるもの。という考えを理解して欲しいのです。
コーチャーが伝えるのはたんに曲がってるよ!とかずれているよ!とかの結果であって、どうしたら何時も正しい真っ直ぐな姿勢を作り上げるのかまでは教えられないのではないでしょうか。ヒントやアドバイスにそれとなく伝えていても積み重ねとなる練習方法などの一連のカリキュラムとしては教えてないのではないでしょうか?私自身の経験から言える事は、人それぞれにその人なりの微妙な身体の癖があると言う事です。そして其の癖は直せるものなのです。
水平感覚と垂直感覚は自分にとってこれほど戸惑い、解りにくいことは無いのではないでしょうか?
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終わりに

14.ルールと基本

以上今までに書いて来たことは暗黙の了解事項なんでしょう。一番の基本となる根っこの話だと思って事有るごとに思い返して練習にレッスンに活用して頂ければこの上もない幸せです。それではもう一度お浚いとしてまとめておきましょう。
  1. ダンスをゲームと考えればルールがある。
  2. ルールを大事にしてください。
  3. ダンスのルールですからお互いが守り気をつける事柄です。
それは偏にいいダンスを踊りたいからです。いいダンスは
  1. 上下のズレや左右のズレや前後のズレなどのズレが無い
  2. 又音楽のズレやタイミングのズレが無い。
そう言う踊りのことをワンピース(一体感が有る)な踊りと言う。
そこでそのように踊るためには
  1. レールと言う考え方
  2. 連結部分のお臍が絶えず向かい合っている
  3. 動きが一体となるためにはウヲークやシャッセなどの基本が大事である。
  4. 回転の練習も大事である。(ボデイが繋がっていないと回転できない)
ここまでのことが基本を身に付けるための大事なルールと言う事です。さらに高度な技術を身につけるには避けて通れない大事な事でした。次項でボデイスィングの事について書いてみようと思います。
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15.ボデイで踊ろう

ワルツ、スロー、クイックなどのスゥイングダンス、ルンバやサンバなどのラテンダンスなど何かと言うと、ボデイが踊るだの踊っていないだの、最近は良くコーチャーがボデイボデイと言いませんか?
解る人にはわかるが解らない人にはテンで理解できませんね。解っているようで解ってない人も大勢いらっしゃる事でしょう。そこでこれからの方にボデイを早く解る為のヒントと言うか自覚してもらう方法を少し書いてみようと思います。これは練習方法ですから其のつもりで呼んでください。
  1. ボデイをはみ出す練習
    1. 横に開いた足が揃うまでライズする練習。
    2. 横に開いた足が揃うまでサイドをはみ出す練習。

  2. 前進、後退ステップの揃える練習
    1. 1〜2kgの鉄アレイを両足に括り付けて
    2. つま先を床から上げて踵だけで前進、後退の練習

  3. センターバランスの練習
    1. 両足を適度に開いて鏡を見ながら両足の体重を右に、左に 頭が動かないように変える練習
    2. 鏡の継ぎ目に自分の背骨を合わせて頭が動かないように前進、交代の 練習

  4. 回転の練習
    1. 右、左に半回転、及び一回転するのに脇の下、特に肩甲骨でやっ てみる
    2. お臍を同時に目的の方向にすばやく向ける練習

  5. スゥイングの練習
    1. 四股を踏む練習
    2. 頭が動かないようにして右、左と足をブランコのように前後に振る練 習

まだまだ良い練習方法があると思います。思い出したら其の都度書き足していきます。それからどうしても避けて通れないのが腹筋を強くする事です。誰かに両足を持ってもらって丸椅子に仰向けに座って一日10回を目安に、筋肉痛が取れるまで毎日続ける事をお勧めします。これは早いほど良いですよ。
まだまだ書きたいことは有りますがルールと言う内容を請えていると思い、割愛いたしましたことをご了解下さい。では皆様のダンスの上達に少しでもお役に立てるようお祈りさせていただきます。頑張ってください。

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